フランスの国民的絵本「プチ・ニコラ」を実写映画化したキッズコメディー。60年代のフランスを舞台にニコラとその友達たちが巻き起こすカワイイ大騒動が描かれている。
すごくキュートで、「観たら幸せになれる」、そんな映画でした。 キャスティング(笑顔や仕草がキュートな男の子たち)の素晴らしさもあるんだと思うけど、シーンの一つ一つにセンスの良さを感じちゃいました。
始まりは学校の作文の時間、「将来になりたいもの」というお題に悩む主人公のニコラが、映画の終わりにはその答えを見つけるんだけど、悩んでいる理由が「今」が幸せだからこれ以上に臨むものがない、ということだったんだな、とみているとわかる。 そうした冒頭の中に、友達や家族の望みの紹介があるんだけど、その中で、お母さんは「僕のお母さんになること」が幸せに違いないと断定できるほど、ニコラはお母さんが大好きだし、お母さんの愛を身体中で感じている。 そんなお母さんが「弟」(「妹」という選択肢はなく、「弟」というところもかわいい)を妊娠して、弟が生まれてしまったら、大好きなお父さんとお母さんの愛が弟に奪われてしまうと思ったところから、子供たちのキュートな悪巧み計画が始まって・・・ でも、そもそもお母さんは妊娠していなくて・・・というストーリー。
純粋な子供たちが繰り広げる数々のイタズラがかわいいので、観ている間、ずっと楽しい。
『プチ・ニコラ』: http://www.petitnicolas.jp/index_pn.html
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