作家の眉村卓さんが、がんに侵された奥様のために毎日一編の小説を書き続ける様子を描いた原作をベースに、フジテレビ系ドラマの「僕の生きる道」シリーズを手がけたスタッフによる映画。ストーリーは予告編通りの内容だし、奥様がいずれは亡くなってしまうというエンディングも分かっているのに、それでも泣けてしまうのは、映画の中の夫婦の姿の美しさ、そして夫婦を通して見える日常生活の景色の美しさだったのかな、と思える。 夫婦やその周りの人たちの笑顔も素敵だし、夫婦が見上げる空の色もキレイだった。SF作家が妻のために書き続けた毎日の作品の様子も映像化されていて、その内容も面白くインパクトがあるのだけど、草彅剛と竹内結子の素敵な夫婦像がとても印象的だった。
『僕と妻の1778の物語』:http://www.bokutsuma.jp/index.html
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