2011/02/08

『ウォールストリート』

ロンドンとの往復では何本か映画を見た。その一つが『ウォールストリート』。オリバー・ストーン監督&マイケル・ダグラス主演による「ウォール街」の23年ぶりの続編。 
前作の最後でインサイダー取引の罪で捕まってしまったマイケル・ダグラスが演じるゴードンが服役していた刑務所から出所するところから物語が始まる。舞台は現代。冒頭のシーンのいくつかは現代社会に起こっていることへの警鐘のようにも聞こえた (監督はオリバー・ストーンだしね ^^;)
前作でも、そして本作でも人々の欲望がテーマだと思うが、時代が変わったのか、ゴードンの成長というかゴードンの周囲の環境の変化というのか、本作では愛情というものも大きな柱になっている。
この映画には、もっと欲望というかお金・お金な展開でも良かったのでは、とも思いつつ、20数年前には違法だった欲望の行為が、合法になってしまった現代に、家族とか愛情とかの思いや絆も残っているということを伝えているようにも思えた。

『ウォールストリート』:http://movies.foxjapan.com/wallstreet/

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